検索エンジン、GoogleMAP、Google+、グーグルが運営するサービスについて、従来、運営主体はGoogle,incとなっており、裁判を申し立てる場合の資格証明書もGoogle,incのものを用意していました。
しかし、2017年10月1日付で運営主体がGoogle,LLCに変更となったようです。なお、Googleの各種規約に関しては順次変更中のようであり、LLCが明示されているものと、Incのままのものが混在している状況です。
よって、Googleに対する裁判を行う場合、今後はGoogle,LLCの資格証明書をご用意いただくことになろうかと思います。
なお、米国LLC制度では、二段階の資格証明が必要となる場合もありますが(例:Youtube,LLC)、確認したところGoogle,LLCは、そのような状態ではなく、資格証明書は1通で足りるようです。
喫緊で申立てを検討の場合、相手方の選択についてもご留意いただければと思います。