需要が高いことが予想されるため、Loki Technology, Inc.の資格証明書については、当面の間は多めに在庫を確保するように務めております。
在庫の有無、納期に関しては、お問い合わせフォームか、online shopにて確認ください。
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昨年、１０月に「2ch.net」が、「5ch.net」に名称・ドメイン変更されるとともに、運営名義がフィリピン法人Loki Technology, Inc.に変更されたと発表がありました。
運営主体変更後は、5ch.netについて削除や発信者情報開示請求の仮処分を行う場合、Loki Technology, Inc.を相手方（債務者）として申立てを行うことになります。
Loki Technology, Inc.については、フィリピン証券委員会の登録データベースに反映されず、資格証明書の取得ができない状態がながらく続いておりました。
当センターにも多数のお問い合わせをいただきながら、登録未了ということで証明書の取得ができず、ご迷惑をおかけする状況となっておりましたが、ようやく登録が反映されフィリピン証券委員会より資格証明書（ＧＩＳ）の発行がなされるようになりました。
当センターでも、証明書付きＧＩＳの取得を完了しており、Loki Technology, Inc.資格証明書の販売を開始いたします。
なお、ＧＩＳ反映前の暫定的な措置として、設立申請の際に用いられた「定款」を資格証明書の代わりとして仮処分命令の発令がなされている例がそれなりにありました。
もっとも、発令された仮処分命令では、定款の記載に従いLoki Technology, Inc.の代表者をジム・ワトキンス氏と記載しているようですが、正規の証明書であるＧＩＳの記載を見ますとジム・ワトキンス氏は、「chaiman」という役職についており、これは単に「chairman」（議長・会長）の誤記なのかもしれませんが、詳細は不明です。
ＧＩＳではLoki Technology Inc.の「President」として、フィリピン人の”WILSON M. ORJE”氏が登録されています。同氏は、5ch.netのwhois情報にも氏名が記載されておりますので、今後は同氏をLoki社の代表取締役と記載して申立てを行うのが裁判所的にもスムーズかと思われます。
謎の役職「chaiman」より、Presidentの意味を説明する方が容易だろうということもいえます。
今後申立てを検討されている方は代表者の記載の点、ご注意ください。
また、すでに定款を用いてLoki Technology Inc.相手の仮処分決定を取得済みの場合、「chaiman」問題により、担保取戻許可申立の際に当事者目録の記載をＧＩＳを添付のうえ訂正する必要があるかもしれません、こちらもご留意ください。